概要
地球上には、交通機関やインターネットが発達した現代においても、その全貌が明らかになっていない場所や、人類が立ち入るべきではないとされる場所が数多く存在します。中でも「到達不能極」とは、海から最も遠い陸上の点、あるいは陸から最も遠い海上の点を指し、その多くは地理的な困難さだけでなく、政治的・社会的な理由からアクセスが極めて難しい場所となっています。例えば、中央アフリカ共和国のアフリカ大陸の到達不能極は、無政府状態と武装勢力の支配により、近づくことさえ危険な地域です。
しかし、最も興味深いのは、太平洋のど真ん中に位置する「ポイント・ネモ」でしょう。この海上で最も陸から遠い点は、ジュール・ヴェルヌの小説に登場するネモ船長にちなんで名付けられ、その名の通り「誰もいない」孤立した海域です。驚くべきことに、この場所は「人工衛星の墓場」として機能しており、運用を終えた国際宇宙ステーションを含む多数の人工衛星が最終的に落下する場所となっています。
さらに、ポイント・ネモには未解明の謎も残されています。1997年にはアメリカ海洋大気庁が正体不明の巨大な音「ブループ」を観測し、一時はクトゥルフ神話の邪神と結びつけられるなど、そのミステリアスな魅力は尽きません。この動画では、地球上の様々な到達不能極の知られざる事実と、ポイント・ネモに秘められた驚きの真実に迫ります。