概要
2020年、群馬県で女性の遺体が発見された事件は、SNSを悪用した山本唯子による狂気の復讐劇だった。山本はマッチングアプリで知り合った小舟治を操り、架空の人物実里を演じて小舟に恋愛感情を抱かせた上で、元彼への復讐を唆した。山本は複数の偽アカウントを使い、小舟を精神的に追い詰めて殺人を実行させた。殺された女性は全くの無関係であり、山本の計画は身代わり殺人にまで発展した。さらに山本は以前の交際相手に覚醒剤を混入させ通報、別れた相手に死んだはずの人物からメッセージを送るなど、常軌を逸した行動を繰り返していた。この記事では、事件の全容と、SNSのなりすましがもたらす危険性について解説する。