概要

現代日本が抱える深刻な農作物被害食料問題の一端を担うジビエ。この動画では、鹿児島県薩摩川内市を舞台に、鹿児島ジビエ研究所の活動を通して、野生のイノシシシカがどのように捕獲され、食資源として利活用されるのか、その全貌を体験します。

ミネユウコ社長率いるRebig Japanは、単なる販売だけでなく、狩猟から解体流通までを一貫して手掛けることで、ジビエ利活用率向上と食料問題解決に挑んでいます。かつて夜の仕事に従事していたミネユウコ社長が、愛犬家としての思いからジビエ事業に参入した背景には、捨てられる命をなくしたいという強い信念がありました。

動画では、くくり罠箱罠といったの設置方法から、GPSを活用した現代の狩猟技術、そして実際に捕獲されたシカ電気止め刺し放血処理皮剥ぎ内臓摘出といった一次処理の現場まで、普段見ることのできないリアルな工程が克明に記録されています。命を奪うことの重み、そしてそれを食資源として最大限に利活用することの意義が、体験者の視点から率直に語られます。

さらに、廃校を利用した処理施設での解体作業、熟成されたイノシシ肉の部位ごとの特徴、そしてジビエを気軽に楽しめる1103カフェでのジビエバーガー試食まで、ジビエが食卓に届くまでの道のりが描かれます。ジビエ安定供給の難しさや安全担保の課題、そして猟師高齢化といった業界の現状にも触れ、ジビエ産業が抱える構造的な問題と、その解決に向けたRebig Japanの挑戦が浮き彫りになります。

この体験は、私たちが普段当たり前のように享受している「食」に対する感謝の念を再認識させるとともに、ジビエが持つ可能性と、食料問題解決への貢献について深く考えさせるきっかけとなるでしょう。