概要
今回の動画では、ポール・アレクサンダーという男性の生涯を紹介する。彼はポリオウイルスに感染し、鉄の肺と呼ばれる医療機器の中で70年間生きることになった。幼少期にポリオを発症し、首から下が麻痺した彼は、鉄の肺の中で絶望を味わいながらも、嚥下呼吸を習得し、短時間であれば鉄の肺から出られるようになった。高校を卒業後、大学に進学、弁護士資格を取得し、障害者権利運動にも参加するなど、不自由を感じさせない人生を送った。彼の生き方は世界中の人々に勇気を与え、2023年3月11日に78歳で亡くなった。
動画では、ポリオという病気についても解説。1940年代後半のアメリカで大流行し、日本でも1960年代に患者が急増した。感染しても無症状のことが多いが、稀に脊髄にウイルスが入り込み、麻痺を引き起こすことがある。現在ではワクチン接種により、ポリオ患者は激減している。
さらに、過去に行われていた倫理観を度外視した治療法も紹介。狂人椅子やロボトミー手術など、現代では考えられないような治療法が存在した。これらの治療法は、患者の苦痛を軽減する目的で行われたものの、重大な副作用を引き起こすこともあった。動画では、これらの治療法が生まれた背景や、問題点についても考察する。動画を最後まで見れば、過酷な状況でも希望を失わずに生きることの尊さ、そして医学の進歩と倫理観の重要性を再認識できるだろう。