概要
日常に潜む狂気をテーマにした人怖体験談。歯が全てなくなった男たちの末路、水曜午前1時に鑑別所近くの川に人が捨てられる謎、タミフルの副作用で見た幻覚など、背筋が凍るエピソードが語られる。一見平和な村に隠された天狗伝説の真実とは?
歯のない運転手、水曜の川…闇深い人怖
日常に潜む狂気をテーマにした人怖体験談。歯が全てなくなった男たちの末路、水曜午前1時に鑑別所近くの川に人が捨てられる謎、タミフルの副作用で見た幻覚など、背筋が凍るエピソードが語られる。一見平和な村に隠された天狗伝説の真実とは?
10代で線路工事の仕事をしていた時の話。現場には歯のないおじさん達が多く、歯がなくなると意識もなくなっていくという。朝、駐車場に集まると、窓ガラスのないボロボロのバンに乗り込み現場に向かう。運転手の知念さんは常に無表情で、ガス欠しても走り続けるという。
20年ほど前、大学生だったAさんの友人B君が、祖母の死後、鑑別所近くのマンションに住むことになった。ある日、B君の家に集まって飲んでいると、午前1時になるとB君がベランダから川を見るように促す。そこには橋の下に何かを捨てる人影が…。後日、B君が川を確認すると、捨てられたのは人間だった。警察に通報するも、本人が「自分で落ちた」と証言したため事件性はないと判断される。その後も水曜午前1時には同じ光景が見られるという。神奈川県の橋で起こる、闇深い出来事の真相とは。
中学時代の同級生菊永は、家が厳しく友達を家に呼ぶことができなかった。ある日、菊永から電話があり、暗い声で「家に行っていいか」と尋ねられる。菊永は震えながら現れ、ダウンジャケットの中から「お金を貸してください」と書かれた母親からの手紙を取り出した。事情を聞いた語り手は、貯金箱を壊してまでお金を貸すが、数日後、菊永一家がそのお金でファミレスで食事をしているのを目撃する。その後、菊永は失踪し、2年後にはギターを背負って坂道を登っていたという。
大阪のバーで知り合った山岡さんは、普段は身なりも良く羽振りが良かったが、実は葬儀屋を営んでいた。離婚後、アローコートの近くに事故物件のビルを買い取り、そこで葬儀を始めたという。さらに、警察と繋がり身元不明の遺体を預かることで収入を得ていた。そして、その遺体を愛好家に高額で貸し出しているという衝撃的な事実を語りだす。最も人気のある遺体は、飛び降り自殺で中身がグチャグチャになったものだという。
昭和40年代、北関東の村に赴任した刑事は、村人同士の結束が固く犯罪が少ないことに疑問を抱く。村では問題を起こした人がいなくなることが多く、東京からゴルフ場建設のために来た男性も失踪してしまう。その後、天狗の面を被せて罪悪感をなくし、始末していたのではないかという伝説が語られる。古墳の下に埋められているという噂の真相とは。
中学生の頃、インフルエンザにかかりタミフルを服用した体験談。高熱で寝ていると、夜中に玄関で激しい物音が聞こえ、誰かが侵入してくる気配を感じる。恐怖のあまり窓から外へ逃げ出すが、実はこれは薬の副作用による幻覚だった。夢と現実の区別がつかなくなり、異常行動に走ってしまうタミフルの恐ろしさを語る。
コンビニで働いていた時の話。店の前に引っ越してきた家族と親しくしていたが、ある日、男性客が別の客と口論になる。その客は高圧的な女性で、男性に「あんたみたいな安月給サラリーマン、うちの旦那ならすぐにいなくさせる」と言い放った。その後、男性は本当に引っ越しを余儀なくされ、家族は離れ離れになってしまう。権力を持つ者の言葉の重みと、それによって失われた家族の幸せを目の当たりにした恐怖体験。
メンヘラ気質の人は、穴の空いたバケツのようだと語られる。どれだけ愛情を注いでも満たされることがなく、常に何かを求め続ける。そんなメンヘラ気質の女性と結婚していたら、自分の祖母のようになっていたかもしれないと語る。過去の恋愛経験から得た教訓を語る。